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時間は優しい を掘り下げてみる [日記]

こんばんは

暗黒面てらねまんの日記です

今夜は時間について語ってみようと思います

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私の告白


私が帰郷したのは、神戸の大震災の年末です

私はその当時、神戸の兵庫区に住んでいましたので、モロ被災しました

会社は震災の年末に倒産というか、整理され、私は実家に戻りました

実家に戻ってからは地元の環境事業に携わり、サラリーマン生活をエンジョイ

翌年の春に父がうつ病を発症、通院させ、様子を見守っていたのですが

4月半ばに自宅近くの納屋で自殺  首吊りでした

私が勤めていた会社に祖母から連絡が入り、すぐに自宅に帰りました

パトカー、野次馬など あたりは騒然としておりドキドキしながら、現場へ

父はまだぶら下がった状態のまま、現場検証が行われていました

固く目を閉じ、口から泡を吹いた父の壮絶な死に顔・・・・

今も忘れることはできません  ショックがでかすぎて涙は出ませんでした。


内容がハードすぎますよね・・すいません 


それからはバタバタ、あまり記憶に残っていませんが葬儀など後処理を済ませ、1週間後に仕事復帰

復帰初日に職場の上司(ツルツル頭のいかつい方なんですが)から言われた言葉

「2ヶ月後には笑えるようになる。 誰でも経験する事だから今はじっと耐えろ!時間が癒してくれるから」

その言葉が今も心の中に残っています

実際のところ、四十九日を済ませ、ひと段落着いた頃には少し笑えるようになりましたね



祖母はかなり苦しんでました

90歳を過ぎて長男に先立たれ、よく涙を見せていました

ショックのせいで認知症が一気に進み、3,4年で完全に寝たきりになりました。


母は感情を表に出さない人だったので淡々としてました

祖母の介護で必死で、悲しみに暮れているようなことはなかった 母は強し!ですね。


私は躁鬱状態が激しくなり、不眠症になり、趣味に没頭する時間が多くなりました

父の死後、2年ぐらいで会社を辞めて、それからは自営の仕事やアルバイトや職を転々とするようになりました

ま、本当に好き勝手し放題! 生活は荒れ、酒に溺れ、借金生活・・・

周囲からはボロクソに言われましたが うつ病のことは誰にも打ち明けず

自分と常に格闘していました。

恥ずかしいというか、オヤジがうつ病で死んで、息子もかよって思われたくなかったし

かなり意地を張っていました。結局、私が弱すぎたってことを自分で認めたくなかったのでしょう


うつ病とは長い付き合いになっちゃいました。通院もさけていましたし、薬も服用せずでしたから・・・



 自分と本当の意味で向き合えたのは、40歳ぐらい。 うつ病になってから10年後。

兄だけには告白しました。やっと肩の荷が下りたようでホッとできましたね。

でも、過去をなぞってブログの記事をまとめいる今も、肩はパンパン。普通に書きまとめることができません

まだ、完全回復とはいえないようで・・未だに引きこもっています

生活スタイルは完全に変わりました。一人になったので犬を飼い、仕事は季節労働

今は山岳ガイド、農業、ネットビジネスなどで生計を立てています

夏、冬場のみ民宿だった母屋を開放して、お客さんと触れ合う時間を持つようになりました


人に雇われる生活から卒業して、自由に行動できる時間を増やしました

生活は苦しいものの、こうやって自己発信できる時間を持てるようになり、自分なりには満足しています


苦しかった10年間 その時間ってものが どういうものだったのか、考える時間を持てるようになりました

余裕が生まれました

苦しんだ時間・・・

その時間の意味ってなんだろう・・・

現実から逃げると 
  


現実から逃げて、自暴自棄になると、周囲が見えなくなり、冷静な判断ができないようになります

落ちていく速度も半端ないです 当然、孤立します 苦しみます のたうち回ります

地獄のような苦しみを味わいます

時間の存在意義


でも、その苦しみの時間は必要なものなんですよ!絶対に。

悲しみ 悲嘆に暮れる時間は 実は「時間が与えてくれる癒し」なんです

大切な故人を共有する時間、自分自身と向き合うきっかけを運んでくれているのです

時間というものは 自分にとって必要不可欠なものを 運んでくれる

とっても優しいものなんですよ

大切な人間が心の中で語りかける 故人を本当の意味で弔う瞬間を運んでくれる作用を持つ

「時間」 

時間は自然と一体のものです。 目の前にあるものなんですが、誰も気づけないもの

でも、本当に苦しいときは時間の存在意義に気付けます

目を覚ましてくれます 世界観が変わります

苦しめば苦しむほど 時間は 優しくなります

優しくあなたを包んでくれます

苦しみが去ると、段々と冷静に考えられるようになります

冷静になると、記憶が加工されていき、苦しい過去が心の中にすんなりと収納できるようになります



苦しい時は立ち止まって ゆっくり考えてください

じっくり考え込んでください 自分を壊さない程度に

まずは自分と向き合う 逃げないこと

自分のことは自分でしか解決できませんし

逃げ回ると 倍加されて、苦しみがもっと増しますから


ただ、時間は優しい ってことだけ、忘れないでください

苦しくても あなたの中に流れている時間は 優しいものなんです

あなたを助けてくれる 最大の守護天使 なんです


自分のために、時間 ってものについて あなたなりに考えてみてください。

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来月は我が村のスキー場で働く予定です 

リフトの椅子を取り付けたり、ゲレンデの整備をするだけなんですが、山仕事は楽しいですよ(笑)







 









 

































タグ:癒し 時間
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このブログに来ればホッとする [日記]

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情報発信のあり方って人によりけり

報酬目的にやっている人もいれば 凝った趣味を特集しているもの 単に落書き 日記 ・・・・

何でも、どんな形でも自分の事を簡単にアピれる時代

このネット時代に合わせたやり方を大いに利用して、読んでもられた方 私のコンテンツに触れられた方が

少しでも優しい気持ちになれたり、ホッと出来たりするものを提供できればと、心から願っています

父との死別から始まった過酷な物語を通じて私が得たもの、たくさんの方に支えられたことなどを

丁寧に説明していければな、って思っています

私はうお座のオヤジ

占いによると全くの自由人らしい

水の中を自由に泳ぎ回る魚のごとく、どんな環境にも対応できる適性があるらしい

当たってる!と思いました

今の自分の境遇を考えると

たくさんの職場にお世話になりましたが、いつも誰かに助けていただきました

どんくさい私をサポートしてくれる人間が常に存在したことは、感謝すべきことです

ネットの勉強を始めても、顔も知らない赤の他人が丁寧に対応してくれたり、

思わね所から、救いの神 が現れるものです


今までの記事で 時間は優しい と書いていますが

その本当の意味は 時間というものは いろんな出会いを導いてくれるからです

ネットをやっていれば本当にたくさんの出会いがあります

ま、中にはわけのわからない人もいますけど(笑)


でもいいコンテンツを提供していけば、自然といい人間が集まってきます

不思議なもので、真っ正直に自分を描き出していけば自然と人が寄ってきます

ブログの中の言葉に愛情がこもっているからだと思います

自分の心の中から吐き出した 真のことば には力があります

たくさんの人を動かします 感動 喜び 癒し 元気を与えてくれます


何事も真っ正直に まっとうにやるのが正解

ブログだからって舐めてやっていては いいものは生まれません

誰にも相手されません

真剣にやれば、自然と人が集まります


自分の言葉で発信すれば 人は読んでくれます

二番煎じではどうしようもありません


モノマネはテレビの中だけの物語でしょう(笑)

自分のブログ 自分の文章すべて、自分です

あなたの発した言葉すべてが あなた なのです!

自分の分身を蔑むような下品な発信は、ありえないでしょう

自分の子供のように大事に育てるのが絶対!だと思います


私は自分の言葉に責任をもち、ユニークに発信し、たくさんの方に喜んでいただけるような

ことば の発信を続けていこうと思います




不器用ながら 自分のことをわかっていただけるよう、コツコツやっていきます

ポンコツオヤジなりに(笑)

読んでくれた方には感謝します


朝になりました

今日もあなたにとっていい一日になりますようにヽ(´▽`)/

そう願いながら 筆をおきます。

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てらねまんの勉強 2014-10-27 [日記]


「自分」の壁 (新潮新書)

「自分」の壁 (新潮新書)

  • 作者: 養老 孟司
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2014/06/13
  • メディア: 新書



ポンコツオヤジなりに お勉強。本を読みました。


印象に残った部分を抜き出しました。

目からウロコがポロリの一冊でした(笑)

自分探しなんて無駄なこと!



日本において自分を立てることが、そう重要だとも思えない
「個性を伸ばせ」「自己を確立せよ」といった教育は、若い人に無理を要求
してきただけに過ぎない
それよりは世間と折り合うことをの大切さを教えたほうが、はるかに
マシじゃないでしょうか?

個性は放っておいても誰にでもあります
だからこの世の中で生きていく上で大切なのは
人といかに違うか
ではなくて 人と同じ所を探すことです

自分 自己 自我 自意識等々、言葉で言うとずいぶん大層な感じがになりますが
それは結局のところ「いま自分はどこにいるのかを示す矢印」くらいのもに過ぎない
そのことは脳の研究からもわかっているのです

脳の中には「自己の領域」を決めている部位があります
「空間定位の領野」と呼ばれています

私たちは自分のことを形ある固体だと思っていますが
空間定位の部分が壊れると それが液体になってしまう
自分が世界と一緒になってしまうような感じになります
地図の中にある現在位置を示す矢印
その矢印を消していくとどうなるか?
自分と地図が一体化するのです

自分と世界との区別がつくのは 脳が線引きをしているからであって
「矢印はここ」と決めているからです
その部位は壊れてしまえば
目に入るもの 考えていることも全部
脳の「中」にあるわけですから
自分の「中」にあるのと同じです
区別はつきません
世界と自分の境目がなくなっている状態です

自分が世界と一体化するということは
周りに敵や異物が一切ないということです
自分と世界の区別がつかなくなって「全部自分」となると至福の状態になるのです
だから「臨死体験は気持ちいい」のです


人間は「自分をえこひいき」している
意識は「ここからここまでが自分だ」という自己の範囲を決めています
その範囲内のものは「えこひいき」する
ところがそれがいったん外に出ると マイナスに転じてしまう
だから「唾は汚い」と感じるようになるのです
もうお前は「自分」ではない
だから「えこひいき」できない、ということです

オリジナリティーを求めても仕方ない むしろ世間と折り合うことを知る 世間並みを身につける それでもどこか変なところが残ればそれが個性なのです

自信ってなんだろう?




「不信」するを当たり前とすると なんだか真実が見えてくる
「自分」は常に曖昧なものとしか捉えられない
そんなものと対峙するより、世間並みを考えたほうが無難
「現実を見なさい」私はよく言われた
世間ときちんと付き合えば 現実を見ていることになったかもしれない
今はその世間自体が怪しくなってきている
そうだとすると人間が意識的に作らなかったものと向き合うのがいい
なるべく自然に接するようにするところから始めればいい


養老孟司のススメ
「頭が良くなりたいならば 自然のものを1日に10分でいいからみるようにしなさい」

人間関係や仕事に関わることなどの問題は
どこかで自分のこれまでやってきたことのツケである場合が多い
自分は悪くないのに 厄介事が次々に襲ってくる
と本人は思っていても
周りからの見れば その人自身が厄介事を招いている
どこかで他人や社会との距離のとり方 関わり方を間違えているかもしれない
しかし逃げてきた人には そのことが見えない
自分がどこまでできるか できないか
それについて迷いが生じるのは当たり前のことです
社会で生きるということは そのように迷う ことなのです

どの程度の負担ならば「胃袋」が無事なのか
飲み込む前に明確に分かるわけではありません
その意味では 運に左右されることもあるし
賭けになってしまう部分もあるでしょう
なにかにぶつかり 迷い 挑戦し 失敗し ということを繰り返すことになります そうやって自分で育ててきた感覚のことを 「自信」と呼ぶのです

近況報告

禁煙できない(´;ω;`)ついついタバコを買ってしまう コンビニでカートン買いしてしまった。
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日曜日は快晴!スキー場の草刈をした。紅葉が綺麗!(´・ω・`)
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古い車の味わい方 [日記]

私の愛車は20年落ちのジャガーである オープンカーだ

エンジンは絶好調に調子いいが、外観はボロい

幌は裂け雨漏りするし、凹みが何箇所かあるし、サビている箇所もある

細かい点を気にしなければ普段乗りに使えるが、みっともない外車を乗り回す勇気がない

燃費が悪いし、目立ってしょうがないので普段はもっぱら軽トラだ

6000ccだからリッター5キロってとこかな 昔のアメ車みたいな燃費

ガソリンが異常に高いので、どうしてもガレージに置きっぱになる

こないだまで2年間、放置

バッテリーは完全に逝っており、エンジンもかかるのか不安

ガソリンタンクの中は腐っている気もするし・・・

ガレージ内の掃除をするために、どうしても動かさないといけなくなり、バッテリーを交換した

新品だと35000円 金がないので中古品をポン付けし、買ってきたレギュラーガソリンを給油し、

キーをひねる

|緊張|ョ゚Д゚;))))ドキドキ

ブルン スカッ ブルルン スカッ (;゚;ж;゚;)ブッルルルルルルルーン スカッ( イメージでは)

ブルルルウウウンって4回目のチャレンジでエンジンがかかった

マジに ( ;∀;) カンドーシタ


愛車が復活 v(=^0^=)vさすがジャガーね 高いだけのことはある 私と同様にしぶといわwww


埃まみれのジャガーを川べりまで移動してやり、バケツと雑巾をフル活用して洗車

緑輝く車体が蘇り、また( ;∀;) カンドーシタ



だが、幌の裂け部分がどうしても許されない

んで、車屋に連絡し幌の張り替え見積もりを依頼

部品だけでいくらでしょう?

な、なんと100万円!!!!!!!!!!(´;ω;`)

どうしようもないんでレストアしてくれる業者をネットで漁った

名古屋の業者にTEL

感じのいいおっちゃんの声が対応してくれる

私{あのー、ジャガーの幌が裂けてるんです・・・どうにかなりませんか?}
おっちゃん{んー、20年落ちかー もう交換するしかないで わしが作ったる}
おいくら?
20万や
<●> <●>(本気?) それでも高いんですが?
んー(・_・;) なんとか、安く上がる方法をかんがえるわ

って神のような対応!
職人魂溢れるおっちゃん(多分60歳ぐらい)に救われたー

来春 幌を張替え 17インチのホイール&扁平タイヤを履かせてやりドレスアップする予定です

幌の色が黒になるので クロムメッキ、ヨーロピアン調のホイールをはめる予定!

愛車を乗り回せる日まで あと半年。

あーマジに楽しみ。

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(???) 〓こんな感じの車です ジャガーXJsコンバーチブル 1994年型









死を定義するからこそ、見えるもの [日記]

父の反面教師の教えから感じ取ったことば

生きるって事の重み

息心地のいい町 深呼吸できる町


生きる感度に適した街の構成について書かれた良書 「生きごこちのいい街」

年間3万人――自殺が日本の重大な社会問題であることは論を待たない。
なにが自殺を引き起こすのかを探る自殺危険因子に関する研究は数多くあるが、
自殺の危険を緩和する自殺予防因子についての研究はこれまで手つかずだったという。
その「取扱注意」のテーマに果敢に挑んた著者は、
徳島県海部町という(島嶼部をのぞく)日本でもっとも自殺率の低い地域の知られざる特性を、
丁寧な調査と地元の人との密な対話を通じて掘り起こしていく。

五つの自殺予防因子をまとめると以下のようになる。

1 いろんな人がいたほうがよいという価値観
2 出自にこだわらず、人物本位で他者を評価する
3 自分にも世の中を変えられるという自己効力感が強い
4 「病、市に出せ」遠慮せず、虚勢を張らず、困ったときは助けを求める
5 出入り自由。他者に関心はもつが監視はしない。基本的に淡泊な人間関係

海部町のコミュニティが近隣の集落とは異なるこれらの価値観を持つに至った歴史的背景として、
江戸時代に材木の集積地として繁栄し、一獲千金を求めて商人や職人が外部からの移住者が相当数流れ込んできたことがあるという。
「短期間にてんでに集まってきた多士済々な人々が共存共栄への道を拓く作業に一斉に着手」
することで生まれて、もともと地縁血縁の薄いコミュニティだったというのである。

「異質なものをそのつど排除していたのではコミュニティは成立しなかったわけだし、
移住者たちは皆一斉にゼロからのスタートを切るわけであるから、
出自や家柄がどうのと言ったところで取り合ってももらえなかっただろう。

その人の問題解決能力や人柄など、本質を見極め評価してつきあうという態度を身につけたのも、
この町の成り立ちが大いに関係していると思われる」と著者は書いている。
リーダーは年の功や家柄などと関係なしに選ばれるので、
この町では一見がリーダーなのかよくわからないそうだ。
権威や権力を振りかざす者ではなく、
世話人のような役割を果たす「サーバントリーダー」型のリーダーということか。

こうした調査結果をふまえた上での著者の「絆」や「人とのつながり」に対する考察が興味深い。
都市に比べると地方は自殺希少地域においても自殺多発地域においても、
近所づきあいが緊密で、地域の助け合いを重んじており、海部町も近隣集落もその点でとくに差はないという。

そこで著者は「人々が『絆』『つながり』と呼んでいるもののの本質やそれに対する人々の意識に、地域によって差異があるのではないか」と考えた。
研究の結果から、海部町での近所づきあいはゆるやかで淡泊なものであるのに対し、近隣の自殺多発地域の人間関係は、緊密で排他的であることがわかった。
前者にくらべて後者は援助希求(困ったときに助けを求める意思・行動)が抑制されるという。
言い換えれば、「絆」の強さはときとして風通しの悪さにもつながるということだろう。
機会にしても組織にしても、円滑に動かすためには適度な遊びが必要なのである。
いいかげんとはよくいったもので、「好い加減」のゆるさ、適当さがある社会では、
変な遠慮や無理な我慢をしなくてすむ。

自殺率のきわめて低い海部町の住民幸福度、
つまり「幸せ」と感じている人の比率が両隣の町と比べてもっとも低い
という調査結果は非常に示唆に富んでいる。
これは「不幸せ」と感じている人が多いということではない。
海部町では「幸せでも不幸せでもない」と感じている人の比率がもっとも高かった。
つまり幸せでも不幸でもなく、「そこそこ」「まあまあ」という状態の人が多いのが海部町なのである。
気持ちが昂ったり落ち込んだりせず、安定していることこそ「行き易さ」につながるということ、これは考え見れば当然のことだが、「幸せではない=不幸」という思い込みが私たちのなかにありはしないだろうか。
復興支援、高齢者支援などにおいても一時的で外発的な幸福感よりも
持続的で内発的な安定感を重視すべきだろう。

著者は、いかなる手を尽くしても自殺危険因子はゼロにはならない、という認識を出発点にしている。
だからこそ、海部町とその近隣地域の調査からうかびあがってきた自殺予防因子のほうに
目を向けるべきなのだと。

こうした現実的な認識に基づいた研究や政策はより成果につながりやすいと思われる。
著者は海部町の人々に感謝し、愛着を感じている一方で、
彼らのコミュニティに「古き良き日本人の美徳」を見たりはしない。
海部町でつかずはなれずの絶妙の距離感を保った風通しのいいコミュニティが保たれてきたのは「損得勘定」の結果だと考える。
そうすることで見返りがあることを理解していたがゆえの合理的判断だったというわけだ。
この説には説得力があるが、はなぜ同じような損得勘定が近隣の町では働かなかったのか、
気になるところではある。


結局、誰かに強制されないでも残っていくものは理にかなっているのである。
言い換えれば、無駄がなく、洗練されている。理にかなわぬものは野暮なのだ。
著者は「個人の自由を侵し、なんらかの圧力を行使して従属させようとする行為」を封印するために
「野暮のレッテル」を貼るようになったのではないかと推測している。
善悪や正否を中心に据えた社会では、何が善か、何が悪かを決める権威が必要となる。
それを「野暮(か粋か)」という上位概念をもってくることによって巧妙に避けることに成功したのは、
著者が指摘するように、外からの流入者が多かった歴史と関係していると思われる。
多様な価値観に晒される開かれた社会が成熟した人間観につながるということだろう。



地域の構成要素で一番のキーポイントは地域に暮らす「人々」だ

人との絶妙の距離感が風通しの良い人間関係 地域のいい特性を生み出す

幸福を求めすぎない態度が大切であり、不幸からの救いの手である

幸福を求めない生き方が不幸を減らす 適度なところで満足する自制心が大切で

そのことが心の健康度を高める

反証すれば救いの真実の一端が見え隠れする

幸福でもないが、別段不幸とも思わない!

淡々と生きる 緩みがある社会環境がポイント

目の前にある自然に目を向けられる余裕が平凡な人生の質を高める。

「どうせ人間いつか死ぬ、それまでどうにか生きてりゃいい、息すりゃ人間、生きている。」 [日記]


「自殺のすすめ」 
         

     作詞/小泉和弘          

  なに、あなた、自殺するんですって
  なんてあなたは幸せな人なのでしょう
  自分の意志で自分の死を選べるなんて

『申し遅れましたが、わたくし、こう言う者です
 勇気を持てばあなたも死ねる、誰でも死ねるをモットーに
 たくさんの人のお世話してまいりました、自殺アドバイザーです。
 あなたをお望み通り死なせて差し上げます、私はあなたをお助けしたいのです。』

  人は誰も生まれる時も死ぬ時も
  自分の意志では決められないものです
  あなたはそれを自分で選べるのですよ

『そうは言っても人間、なかなか死ねるのもでは御座いません
 しかし、何事も死んだ気になってやれば、出来ないことなど御座いません
 生きる事から逃げたあなたが、死ぬ事からも逃げてしまったら、人生の負け犬ですよ。
 立派な自殺者と呼ばれるように、一生懸命、頑張って死んで下さい。』

    そうと決まれば電話急げ葬儀屋を呼べ
    丁度、明日はお日柄もよく、仏滅
    菊の花に まんじゅうに線香立てて あなたの旅立ちを御祝い致します

『ところで、自殺の方法は、御決めになりましたか?
 自殺の仕方は自由ですが、他人を巻き込まないものを御薦め致します
 あなたはどれを、御選びになりますか? どうしますか? どれがいいですか?
 さぁ、さぁ、御決め下さい、あなたにはもう、明日は無いのです。』

    治らぬ病名を告げられ それと闘っている人もいる
    不意の事故にあっ気なく命を落す人もいる
    祖国の為にと言われ戦場で銃に倒れた人も
    無実の罪をきせられて殺された人も
    生まれる事さえ許されなかった子供達
    枯れた母親の乳房を吸い続ける子供達
    みんな自分で選ぶ言が出来なかったと言うのに

  そうですか、あなた、自殺、決めましたか
  なんて、あなたは、幸せな人なのでしょう
  自分の都合で自分の死を決めたのですね

『付きましてはアドバイス料なんですが、前払いとさせて頂きます、
 あの世までは集金に伺えませんので、二度と帰って来られませんから、
 そうです、人生はやり直せますが、あの世のキャンセルは出来ません、
 その事をお忘れなく、それでは、逝ってらっしゃいませ!』



頑張って死ぬ勇気を持つ・・・・

笑える関係性に感動した

死ぬとジ・エンド

見事に死ぬ人がカッコイイ

無様な死に方はダサい



自殺予備軍 自殺未遂者

自殺者は減少傾向 
1 平成25年中における自殺者の総数は27,283人で、前年に比べ575人(2.1%)減少した。
 性別では、男性が18,787人で全体の68.9%を占めた。

2 年齢階級別自殺者数
  「60歳代」が4,716人で全体の17.3%、次いで「40歳代」(4,589人、16.8%)、
  「50歳代」(4,484人、  16.4%)、「70歳代」(3,785人、13.9%)の順となっている。

3 職業別自殺者数
  「無職者」が16,465人で全体の60.3%を占めて最も多い

4 原因・動機別自殺者数
  原因・動機が明らかなもののうち、その原因・動機が「健康問題」にあるものが13,680人で最も多く、
  次いで「経済・生活問題」(4,636人)、
  「家庭問題」(3,930人)、「勤務問題」(2,323人)の順となっており、
  この順位は前年と同じである。

男は打たれ弱く自殺しやすい、60代の自殺者が多いのは退職がキーポイントのなっている
病は苦しい
働きたくても働けない
すぐに生活が逼迫する
健康のありがたみを実感

自殺者の4倍から5倍の自殺未遂者がいるとも言われている
死のうとして救急車に運び込まれ
はた迷惑な騒ぎを起こす人が多い

自殺予備軍 
毎年、年間死者数が109万人、自殺が3万人(うち2.8%)とは思えない。
15万人の変死体を考えると、自殺は、毎年5万~10万人の間で可変している
と考えるのが、妥当なのではないだろうか。

だとすると、死にたいと思いながら
実行できないで居る人(自殺予備軍数)は、毎年その10倍はいるんじゃないか
もし仮に、年間自殺者数が5万人だとすれば、死がよぎって苦しんでいる人は

毎年50万人発生。

そう、私は考えた。



自殺のすすめ 葬儀 遺書 最後の身辺整理 [日記]

葬式関連

遺書にこういう葬式をしてくれ、散骨希望などと書き残しても遺族によっては聞いてもらえない。

安く葬式をあげるなら既出の区民葬、市民葬。

地域によると思うが 東京区民葬は最安価約20万、花、火葬場費用合わせて30万未満。

もちろん位牌戒名代は別料金。

他に密葬というものがある。

例外はあると思いますが極端なものは

・近所に道案内の看板がない

遺体を運び出す時間が早い

・死亡を親戚のみにしか伝えない

・血のつながりのない人間の葬式出席を認めない

献体(登録と肉親の同意が必要)をすると眼球、臓器などの提供は出来ないが

遺体の引き取りから火葬まですべての費用を負担してもらえる。

しかし、遺骨が遺族に戻るまで時間がかかる。


実家暮らしの身辺整理術

1:衣類はなるべく少なくする

2:下着類は最後に着けるのを除き処分を。

3:預金が有れば引き出しで現金にして通帳と一緒に。

4:個人で保険証書を管理してれば(???) 〓3と一緒に。

5:もし無職で年金手帳があればこれも一緒に・・・

6:遺影のためアルバムを整理まとめる。

7:家族が巻き添え、トラウマにならないように死ぬなら外で。

共通の身辺整理術

1:普通車をお持ちの人は印鑑証明等を用意しましょう

2:カード類は解約しときましょう

3:携帯は解約するのに面倒。

契約プランによっては違約金で数万の発生がある

出来れば解約か、プランを変更する


私の父のケース


 相続するような遺産がなかったので、不動産の名義変更 通帳類の解約ぐらい

遺書はなし 新聞の死亡欄に名前は掲載 普通に自宅で葬式

保険にはキッチリ入っており、葬儀代はぺーできた

農協の保険 死亡後15年間 年間50万づつ支給される保険は、(・∀・)ナイス!と思った

葬儀代っていくらなの?って思う方が多いでしょう

はっきりいってピンキリです

私のケースでは240万円ぐらい 

見栄などはらず質素に、を心がけたが、坊さんを5人も呼んで高くついた

檀家の格を守るために坊さんの数だけは節約するなと厳しく親戚から言われたため

妥協したのが失敗

一番面倒だったのが香典返しの住所整理

業者に頼んでも香典袋の記載しだいで、ここの地名は存在しませんってケースもある

年賀状をひっくり返してしらべたり、親戚回りに聞いたり、正確な地名を割り出すのに苦労した

ややこしいことはせずに、住所記載は正確に香典袋に書くのが礼儀

この地方ではこう呼んでいるので、ってのはとても迷惑

香典返しの品を決めるのが面倒だったので、商品券にした

これで好きなものを購入してください、が一番正解

業者のカタログを見回しても相手のニーズにヒットした品選定は不可能だと思う


葬儀の際に写真を撮っておくといい この人はこの席順だったとか 後になって参考になるので

具体的なデータを残しておくと、後になって非常に役立つ

田舎暮らしをしている人にはお薦めする つまらないトラブルがおきたりするので

それぞれに応じた席順なり、食事なり、サービスを提供する時の参考データとして非常に役立つ

今ならカメラも小さくなったので、動画で記録するのがベター ひんしゅくを買わないようにひっそり撮りましょう

酔ったときの人間ほど面白いものはない

人間関係の縮図やそれぞれの家系に即した部分が見えて、案外楽しめる


祖母のケース


102歳で天寿を全う 親戚回りだけ呼び、葬儀会場で葬式

ほぼ業者の言いなりで処理

坊さんは3人 かなり節約できた

生前贈与していたので面倒な手続きはなかった

葬儀費用は約100万円

香典返しは勿論 商品券

葬式>今は簡略化が進んできているが、地方によってマチマチ 



死んで迷惑するのは葬儀を段取りする側 現実的に考えることをお薦めする

いつまでも墓参りをして欲しい、私のことを忘れないで欲しい、とか思う方は

残された側の処理を簡略化出来る処置を考えておこう

感情論では結論が出ないので、遺族の現実的な処理、作業量を目安に考えるのがベター

費用がかさむ、面倒な手続きが多いと死んでも迷惑がられ、死に損になる

(*´Д`)スッキリ整理して、旅立とう











「自殺のすすめ」 詩を書いてみる [日記]

学校に行くのが嫌なら退学すればいい

会社が嫌なら辞めればいい

嫁の顔を見たくないのなら離婚すればいい

生きるのが嫌なら死ねばいい

そうやって考えることを 私はすすめる

案外、しぶとくなれるからだ


自分にとっては苦しい問題でも、他人からすると何でもないようなことが多い

自分に酔うのはみっともない

悲劇のヒロインは反吐が出る


低脳な人間はどこに行っても通用しないし、死ぬまで低脳は治らない

踏ん張りきれない人間はどこに行っても通用しない

糞は、糞でしかない

見苦しい人間はさっさと退場願いたい



あさましい生き方は無様すぎる いつも全うでありたい

自分に正直にありたい

正面から真っ直ぐに突き進みたい














こっそり生きてみる


真夜中の鼓動  [日記]

長い人生経験の中で得たことはただ一つ

この世は地獄ってこと



何も暗い人生観を語るつもりはない

日本の片隅で生きている小市民のつぶやきだ

家族との死別 祖母の介護 認知症の母など、人間の本質に関わる場面を沢山経験して感じたひとつの真実

人間は老いて 死ぬ   朽ち果てる



日々、様々なものに出会う

ストレスを感じるし、疲弊する

反面、喜びもある

暗いものが9割 明るいものが1割ぐらいがちょうどいい





私の開き直り 足掻き


私は苦しいものにはさんざん対処してきたので、ぎりぎりの境界線に立たされても踏ん張れる

うつ病を抱えながら、親の介護や仕事、金銭トラブルなど、様々なものを同時に処理してきたので

自信がある

案外しぶとい人間なので、周囲は呆れている

飄々と生きているように自己演出する術を身につけているから

変な評価を得られる

周囲から憐れみの眼差しを向けられるような状態が 私の自尊心を破壊するから

自己防衛の手段として、自分を演出してきた

飄々としながら、じっと耐えてきた



どんなことも時間が解決する


立ち止まって、じっくり考え抜く時間ほど大切なものはない

涙が出ないほど悲しい現実にぶち当たっても、明日には違う自分に出会えるから

じっと耐える

ゆっくりと、生きる 

それが自信を育てる




私の父は定年退職した翌年の春に首を吊って自殺した

自分でケリをつけた最後だった

今では、父なりの私に対する最後の教えであったようにも思える  

おもいっきりガツンとくる「親父のゲンコツ」ではあったが。

毎朝、仏壇に水とご飯を備えて 手を合わせ父と会話する

父は何も、語ろうとはしないが

見守っているよ、というメッセージは心の中で感じる

手を合わせると、表現はおかしいが「ほっこり」する

父が死んでからの17年の時間が 親父の鼓動を蘇らせた




































癒しなんぞ、糞くらえ!


「NTR」から連想するスケベな脳内構造と日本人 [日記]

「NTR」「寝取られ」「ねとられ」「寝取られ妻」


最近はエロが氾濫しすぎて企画勝負で売上を競うのがトレンドになっている模様
素人 熟女 寝取られ 人妻など…
アダルト業界のトレンドがさまざまに分岐している世相に
日本人の偉大さを感じます(笑)

「自分の壁」の一文です
     ☟
頭の中で危険なこと、いやらしいことを平気で日本人は妄想します
日本の春画は、驚異的な表現力と量の豊富さを誇っています
あれは生殖行為の時の脳の中身を
外部に出して絵にしたものです
生殖器が体全体に比べて異常に大きいのも、そのせいです
ああいうものを考えて、絵にするということに
日本人はあまり抵抗がありません

と、養老孟司さんは書いています
江戸の時代から日本人は思想の自由を尊重していたようですね

また、こんなことも仰っておられます
        ☟
現在、世界のインターネットの書き込みのうち
70パーセントは日本語だといいます
日本語を使っているのは全世界の人口の2パーセントですから
いかにそれが多いか
考えてみると恐ろしいほどの量です

日本人の特徴は
☆頭の中が好き勝手☆ 
「実害ないだろう」ということを平気で言える
恐るべし!日本人

実は、私
日本人であることを誇りに思っています(´・ω・`)
日本!wonderfull



日本人の脳内では危ないこと、いやらしいこと、に関する物語が渦巻いているんでしょうね
風俗の規模 多種多様な趣味に対応した風俗店の存在を考えると
とてもうなずけます

妄想に罪はなし
行動すると逮捕される

私は考えること自体が好きなんでよく妄想します
行動はしません 尻が重いし優柔不断です
スピードが鈍く いつも置いていかれる存在です
まったりと生きることを
人生の目標に掲げています
色んな考えやいいアイデアが思い浮かぶのですが
ちゃんとまとめることができません
常に相手の顔色を伺います
臆病な人間です


草食系の日本男児です






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